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hotcafe ほっぺた館


モケレンベンベ・プロジェクト
by mokelembembe
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ご~うご~う白い春風のおしゃべり

 春~。北海道はまだ花は咲かないが、積もった雪がしぼんで来ている。一気に剥がれると快感!の氷割りをHが連日やってくれたお陰で、虹のしっぽ入口の地面もほとんど顔を出した。
全て真っ白、銀世界の季節は大変だけど、一番美しい季節だから、暖かくなりホッとする半面ちょっと残念に思うようになったのは、ここでの暮らしに馴染んできた証なのか?
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 3/14(日)虹のしっぽ 民映研記録映画上映会『沙流川アイヌ・子どもの遊び 冬~春』では、前回のリクエスト多数により続編を上映したが、今の時期ならではの遊びの知恵を萱野茂さんが色々教えてくれる世界、皆さんとスクリーンの中へ飛び込んで一緒に遊んだような気分だった。
今回は感想もシェアしたら、それぞれ幼い頃の遊んだ記憶が出てきて面白かった。道東で育った方は、映画と同じように自然の中で思い切り遊んでいたと話していて、さすが北海道と思った。
身近な植物、枝一本でもあれば遊べるという知恵はどこでも生かせるのではないか?私達自身も豊かな知恵を生かせたら、と感動を脳裏に焼き付けた。
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 お世話になった方から突然、柑橘類が届いた。もうこんなにたくさん実る季節なんだっけ?驚く私の季節感は、もう関東のサイクルを忘れ始めている。
キンカンも、甘夏みかんも、お店に並ぶのは近年甘いものばかりだが、酸味もあってキリッと奥深い味!何より、お庭で成った実り、お金で買えないものをいただくなんて豊かなこと!イヤイライケレ、お心をありがとうございます。
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 かつて藤沢家の母が春と秋、おはぎを山と作って日頃御世話になっていた近所の方々や親戚に配っていた。三姉妹も手伝うのが年二回の必須行事。一体何十年続けていたのだろう?
小豆あんが好物の母は煮るのも上手で、どこの店より美味しいと評判だった。独自のコツを教わってから移住したが、ほっぺたやきもあんこ入り△が一番人気で、母に心から感謝。電話すると、母は少し前に転んで体が痛いそうだが、少量でもおはぎは作るという。さすが!母にはかなわないが自分で作れるようになったから、おはぎ持ってHと義母と共に義父の墓参へお供え。
お義父さんもおはぎが好きだったそうたが、生前は知らなかった。
ラジオから、彼岸におはぎを作るのは季節の変わり目に災害から守られるように願いを込める意味もあると聴いた。墓参の後、広範囲で地震が起き、身が引き締まる。もうすぐカフェ再開、ほっぺたやきも心を込めて作ろうと改めて思っている。(Y)

# by mokelembembe | 2021-03-22 11:30

バリッバリリッ氷板のおしゃべり

 せっかく雪国に暮らしながらやってなかったことの一つに、カマクラづくりがあったから、日々よけて積み上がった分厚い雪を踏み固め、中を掘ったら作れるんでないかい?なあんて考えて、試しにやってみた。
しかしいざ中を掘る段になったら、気温が上がってしまった。う~ん、プラス気温になったらズンズン溶けてしまう。作業の途中で崩れてくるのがオチだろう。やはりカマクラは極寒期に作るものなのね。
地面の雪も溶けて分厚い氷となり、歩くとバリバリ音がする。
滑ると危ないから割ってみると、厚い所で10センチほどもある。立てかけて夜に蝋燭など灯したらキレイだろうな~なんて、遊んでばかりもいられない。やらねばならぬことも多々あるし。
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 バタバタと虹のしっぽで五年間過ごしてきたけれど、春の風景は毎年全然違って見える。今年は何だか周辺の景色が美しい。異常に少なかった昨年よりは、雪が積もったからだろうか?それとも人々の行動が控え目だからだろうか?ともかく木々は芽を膨らませてワクワクしているみたいだし、鳥たちは元気に飛び回っている。
よし、負けずに気持ちをリセットだ。看板も心を込めて書き直そう。字が乱れていたメニューも読みやすく手直し。
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 雪かきと草刈り必須の五年は、二年くらいで過ぎてしまった感覚。まだ色々慣れない感じのままもう六年目。しかし移住の先輩たちが数十年暮らしても馴染めない感覚はあると話していた!
ということは、道産子のHもしっくり来ないまま東京で40年も過ごしていたの?と聞いたら、Hは面白いことを言った。
「東京では違和感なんか無かった。違和感があるのはいいじゃないか。違和感を持っている、とハッキリわかるのはいいことなんだ。」無口なHはそれ以上説明もしなかったが。
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 3月10日の東京下町大空襲の日、3月11日の東日本大震災の日に、故郷を離れなければならなかった人々、家族を失った人々の気持ちを想像する。すると自分は寂しいなんて言ってはいけないと思ってしまいそうになるが、故郷を離れることはこんなにも寂しいのか?と知ったことで、もっともっと辛い人の想いを想像することが出来るように少しは成長したかもしれない。
違和感持ったままでいい!?そこから発見もあるのだから。
 虹のしっぽで初めての私の誕生日が、一緒に移住した先代ウサギの命日になってしまったが、たっけたんが居る今年は寂しくないぞ。来てくれてありがとう最高のプレゼント!(Y)

# by mokelembembe | 2021-03-12 19:44

雪庭に揺らめくロウソクのおしゃべり

虹のしっぽにて6年目の活動の最初は二つのイベントが重なったが、両日心温まる時間となり皆様笑顔で嬉しかった。
あかり展に向けて作ったランプは、庭のイタドリや藤蔓をいつか何かに使おうと毎年採り溜めていた素材。祭の後Hが、庭に並べて灯してみよう!と言うので、庭に感謝を込め2人ぼっちの雪灯りを開催した。折しも、10年前の地球一周船旅のルームメイトで、下船後に北海道も一緒に旅した後30代の若さで亡くなってしまった友達の命日だったこともあり、祈りを捧げた。
バイオの研究者だった彼女は、多少不格好なランプでも喜んでくれたはず。いつも植物のこと一生懸命考えていたから。。
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 ライブで御宿泊された奈良裕之さんと今回お話した中でも色々気づきがあった。15歳から音楽を続けておられるそうで凄いなぁと思いつつ。アレ?演劇やりたいなら自力でやれと親に言われ、受講料が安かった68/71赤い教室を見つけたことから黒テントに参加した私も、考えてみれば15歳からバイトを始めたんだっけ、と思い出した。
「黒テント、私も昔観ましたよ。」と奈良さんがおっしゃったが、私達は数年で退団してしまい路面電車などで演ったりしてきた延長線上で虹のしっぽへ来たんですとお話した。
広島に原爆が落とされた時、電車を運転していた女の子達の劇を被爆電車で演じたこともお話すると、奈良さんも最近は広島に御縁が深いそうで奇遇だった。
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 奈良さん達をお見送りした数日後、hot cafe ほっぺた館再開に向けての準備を開始。昨年注文していた判子を受取に行くのを忘れていたと思い出し出掛けた。
ついでに雑貨屋さんを覗くとHが棚の隅から「斎藤晴彦 特集」と書いてある冊子を発見!しかも2004年6月の号!
それは私が都電荒川線貸切電車での公演を開始した時期である。そんな話をしてた矢先にタイムリー。
斎藤さんは同じ下町出身ということもあり劇団時代は可愛がってくださったが、私達の小さな活動なんか呆れているだろうと思っていた。
しかし黒テントの公演を観に行くと、斎藤さんは「おめぇは全くやりたい放題だな!電車で芝居なんていいね!何せ気風がいいんだから!」と褒めてくださり意外だった。昔からキップがいいとよく言ってくださったが、若い頃は「切符がいい」って何?と意味が解っていなかった。笑
今は亡き斎藤さんの懐かしい写真も載る冊子を読んで納得。
『レ・ミゼラブル』などで海外の演出家から斎藤さんが気づきを得たことを知った。海外ではプロだのアマだの、有名だの無名だの、演劇をやるには関係ないと。それで晩年、私なんかにも声を掛けてくださったんだな~と合点がいった。優しくて厳しくて楽しくて素晴らしい先輩達に育てられたのだから、道は険しくとも自信を持たないとな!人真似ではないオリジナル街道を自ら選らんじまったのだからと思い直した。

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『虹のしっぽ 真冬の魚_座劇場』のチラシイラストは、私達の活動を見守ってくれているだろうと勝手に思っている人たちを描いた。コラ!と叱られそうだが、斎藤さんも可愛い姿で登場して頂いている。船ルームメイトも先代の兎サスケも。。
 5回も続くとは?今や毎年楽しみにして下さる方々も在るのは、天から皆さんも遊びに来てくれたのかな。さて来年も出来るかな?一期一会、季節の巡りをもっと楽しもう。いつか虹のしっぽを去る日まで。(Y)

# by mokelembembe | 2021-03-02 17:56

ニョキニョキ蠢く地面の下のおしゃべり

2/21(日)『虹のしっぽ 真冬の魚_座劇場』
2/23(火・祝)『天鹿・渡鴉巡礼~森に環ったワタリガラス~札幌初上映会+音霊・言霊ライブ』2つのイベントが無事終了した。こつこつと準備してきた雪庭劇場での前日の稽古は強風で、衣装のカッパがバッサバッサはためいてしまい、他の人のセリフが聞き取れない程だった。本番、大丈夫かな?
 しかし当日は凍った地面が若干滑りやすかったが事故もなく、天も味方してくれて、風も穏やか。寒さも穏やかで野外の公演も気持ちよい青空となった。ミミズ役の結城泰くんが雪舞台に色とりどりの素敵な絵を描いてくださり、庭のイタドリで作った花を手に輪踊り!のラストまで実現することが出来た。
私達はイベント時いつも余裕が無いため、ふるまいスープギョーザは今回使い捨て食器にしたが、エコの観点から御持参を呼びかけたら皆さま協力してくださった。(魚形に作ってみたがギョーザというよりワンタンのようになってしまった笑)
今年は大雪に見舞われている当別から、たくさんの手作りひょうたんランプを持って来てくださった伊藤さん、泊まり込みで準備を手伝ってくれたこうのさんと、プロフェッショナルな大工の技で結城幸司さんの大版画を素敵なランプに施してくださった千葉さんのお陰により「あかり展」も皆さまに堪能して頂けた。 
私も五年余り御世話になっている虹のしっぽの地に感謝を込め、庭の植物で春夏秋冬の4つのランプを作り一緒に飾らせてもらった。
たくさんの出し物があったこれまでと違い、ゆったりモードの内容にしてみると、マスクしながら数々の対話が生まれたようで、それもかえって良かったのかもしれない。
夕方には素敵なあかり空間の中、アイヌアート・プロジェクトの素敵なライブを行って頂き、皆様笑顔でお帰り頂けた。
「あさってのライブも来るよ!」と申し込んでくださった方が何人もおられビックリ嬉しかった。
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 皆様がお帰りになった夜、雪庭劇の録画を観てガーン。私はとんでもない失態を犯していたようでショック状態。
おかしいな、とち狂ったか私?本番には魔物がいるのか!?
 観た人にもわからないことなのでここにも書かないが、それがなかったらもっと伝わったのに。。いや、過去にもセリフ1ページ分すっ飛ばしたのにちゃんと伝わったという不思議なこともあったから、何かのいたずらで失敗が必要だったのかもしれない。
伝わったはずとお客様を信じる。しかし、一緒に稽古してきた仲間には動揺させて申し訳なかった。
 いくらやっても上手く演じられない、だからこそまたチャレンジしてしまう。雪がまた積もり、絵は真っ白に消えた。
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 翌日には、奈良裕之さんと麻喜さんが北海道ツアーのラストで虹のしっぽへ御到着。2019年の巡礼ライブの際はお話をする暇もなかったが、今回はゆっくりして頂き色々な気づきがあった。
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 当日は吹雪の中、わざわざ十勝からも電車とバスでお越しくださったお客様もあった。直前まで予約が伸び悩んだが、本番は空間にちょうど良い人数となり、伝説の奈良カレー(噂通りの美味しさ)田原みなさんのヴィーガンケーキなどを味わい、お腹も満たされた。ほっぺたやきも、美味しいからとお土産にもお求めくださった方々もあり嬉しかった。
青樹監督が編集を重ねた映画は更に心に響き、奈良さんの演奏は研ぎ澄まされた音に洗われたような気がした。アイヌアート・プロジェクトのライブは何度聴いても温かく、田原みなさんがボブ・サムさんから受け継いだ物語を日本語で語って聴かせてくれた。
アンコールでは、奈良さんが踊ろう!と盛り上げてくださり元気に終演できた。私達も楽しませて頂いた。
結城幸司さんの鹿版画ランプの横で、鹿の別名を持つ奈良さんが演奏されるのを見た時、今回の二つのイベントはひと繋がりだったのだ感動した。重ねての準備は大変たったけど、開催出来て本当に良かった。
 遠くからもお越しになる人が在るということは、いま必要なこと。来て良かったと言って頂けるということは、やって良かったということと受けとめ、進む。皆様御来場、誠にありがとうございました。次回は3/14(日)民映研記録映画上映会②を開催予定です。(Y)

# by mokelembembe | 2021-02-25 15:34

グシグシ溶けかかる雪のおしゃべり

日々整備してきた雪庭舞台が良い感じになってきた!
と思ったら、気温が上がって雪が溶け始めた。でもまた良い雪は降り、来週の『虹のしっぽ 真冬の魚_座劇場』は多分実現出来るであろう。これまでも不思議と開催できたからまたきっと。
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 今回の雪庭劇『ちきゅういろいちざの一日』御出演の伊藤伸二さんがお誕生日の稽古で、ささやかなお祝い。
伊藤さんはエコビレッジ体験塾を主宰し多岐にわたる活動をしておられる。その一つ「小屋づくりワークショップ」を及川が6年前にネットで見つけ、東京から参加したのが出会い。
小屋でも建てようと思っていたのに、様々な事情で虹のしっぽに移住する運びとなったが古家はかなり傷んでおり、相談するとワークショップ講師の大工、千葉英希さんと一緒に駆けつけて下さった。
千葉さんが良心的な工事を施して下さったお陰で活動が開始出来た。驚いたことに工事の最中「ボクらもちょっと演劇やってるんです」とおっしゃった。それから劇団いもやにも『真冬の魚_座劇場』に出てもらったり、公演を観に来てくれたりのお付き合いになった。しかし共演するとまでは予想していなかった。
何しろ本業だけでもお忙しい方々だから、劇団いもやも仲間が参加しやすいよう伊藤さんが工夫して台本を書き、稽古は数回しかできないとのこと。それで長年続けているというのだから、よほど演劇好きなのね?と思ったら、伊藤さんは昔、飛行機で東京へ観に行っていたそう。
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 昨年の『真冬の魚_座劇場』の交流会で、伊藤さん、千葉さん、こうのあやこさんが私達の演劇ワークショップを体験してみたいと申し出てくれた。それなら有志で集まりやってみようとワクワクしたのにコロナ禍。。集まることも出来ないとガッカリしたが、お三方はマスクしてでもやりたい!と言ってくれたので覚悟を決め、野外でゲームしたり工夫しながら小さなショウケースを作った。先々の不安や違和感なども共有したこの日、対話がより大切になると確信したように思う。
 人となりをよく知らなかったが、伊藤さんも千葉さんも昔、長期海外を旅していたことがあったとか。こうのさんも自分で育てたサツマイモを焼いて売り歩く逞しさは露天商を昔手伝って鍛えられたとか。チャレンジャー達なのだ。
 昨夏の『真夏の庭遊び』にもお三方は来てくれて、結城幸司さん原作『万目の詩』を無謀にも稽古なしの即興で共演した。
 では今度の雪庭劇を、数回稽古して作ってみようということになり、H原案の想像力が頼りの台本をどう表現したら良いのか私も苦労しているが、一緒に取り組んでくれている。
まさかこんな風に繋がるとは、思っていなかったご縁である。
偶然の出会いの信頼の繋がりで、虹とともに現れるもの=モケレンベンベプロジェクトはずっと活動してきた。道は続いている。
結城幸司さんの御次男、泰くんも重要な役柄で共演して下さることになり楽しみ。きっと大切な時間になるだろう。くじけず進む人達と。演劇は祈り。
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 ぎょ、突然Hがドングリの帽子を食べ始めた!とビックリしたら、帯広の大沼さんから自家製蕎麦粉クッキーの差し入れだって!?左ドングリ、右クッキー、似てる!美味しい!ありがとう!心ある人達のお陰で生かされている。よし。(Y)

# by mokelembembe | 2021-02-14 20:08


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