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モケレンベンベ・プロジェクト
by mokelembembe
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春風に舞う砂埃にまみれながらの呟き

 東京大空襲(付随してそれ以前に下町が破壊された関東大震災のこと)、東日本大震災(正式名称は違ったかな)を忘れるわけにはいかない自分の誕生日を迎えた。たくさんの命が奪われたことと、自分が存在していることは切り離せない。なぜ私が、今、ここに、生かされているのか?考えないことは出来ない。 
 
 思えば、子供の頃から自分の誕生日はそんなに絶好調だった日がない。その日に限って熱を出したり、物事が上手くいかなかったり、天候がよくなかったり。晴れやかな気分で迎えた誕生日など1度もなかった気がする。2年前は大震災の余震が東京でも頻繁に続いており、計画停電だの、食料や水、交通の混乱、そして原発の爆発があった。もう、自分の誕生日を祝う気持ちの余裕など無かった。
昨年は、ちゃんと祝ってやろうと均整院に行き、帰りに冷えた体を温めに入った温泉で、地球一周の仲間に遭遇するというミラクルな誕生日だった。今年は用事で忙しい日だったが、強風で歩くのもままならず、避難に入った喫茶店で小さなケーキがとても美味しかった。・・・

 40代後半にもなって、地位も名誉も財産も、れっきとした職業や肩書きさえも得なかった自分はおかしいのか?長年芝居をやってきたのに、そのことで食わないのはマズイことなのか?イラストを描いたり、書道を書いたり色々やっても収入を得ないのは愚かなことなのか?

今更そんなことにひかかっていたが、おや?おやおやおや?ちょっとまてよ。
よ~く想い出してみたら、私の人生の目標は、れっきとした「俳優と呼ばれたい」わけでもなかったし、いわゆる「イラストレーター」になりたいわけでもなく、書道の「先生」になりたかったわけでもなかったのです。

5歳の私は茶筒に顔を写し「私って面白い顔だなあ。そんで、こんな遊びをして喜んでいる自分が大好きだなあ。ああ、これから学校に入って大きくなっていくけど、私はずーっとこのままの気持ちで生きたいなあ。誰に何と言われても気にしないで、思い切り楽しんで、世界中に友達を作りたいなあ。そんで、長生きできたら子供が寄ってきてくれるような面白いおばあちゃんになりたいなあ!」と強く思った。それが本当の目標だったと改めて気がついた。

これまで、どうしてチャンスを逃してしまったのか?という場面が多々あったが、その都度どうやら5歳の決意に背いている気がしたようだ。今ちゃんと鏡を見つめてみると、私は自分を決して嫌いではない。他人が「そんなんでいいのか!?」などとイチャモンをつけようと、ちゃんと自分が面白いと思えるおばさんに成長してきているじゃないか。落ち込むのは、ありきたりの枠にはめようとする他人からの言葉にうんざりゲンナリするだけで、同じような考えの仲間に出会いたいなあという欲もあるからだ。

その話を夫にすると「それを肩書きにしたら?『おもしろいおばあちゃんになることを目指して生きている人』その方が、表現活動家よりもわかりやすいよ。」と言われた。
なるほど!たまにはいいこと言うね!?ってことで、それを肩書きにしてまた歩き出します。
寂しい気持ちが襲ってくるのは自力で補いつつ、面白い人と繋がって、できる限り面白く生きていこうっと!

私が乗っているトロッコは、手作りの専用レールをガタゴト走って行くのです。(時折脱線、または大事な物が飛び出して停ることもある)

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「いくら頑張っても世間の人にお前たちがれっきとした俳優と認められないのは、俺は本当に悔しい!」と言ってくださった、今は亡き役者の師匠(大好きな先輩)には申し訳ない気もするけど、きっと「ホントにバカで相変わらず面白いなあ。」と、笑顔で見守ってくれてるはずだと信じています。(Y)
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by mokelembembe | 2013-03-14 14:32


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