hotcafe ほっぺた館


モケレンベンベ・プロジェクト
by mokelembembe
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

<   2011年 04月 ( 6 )   > この月の画像一覧

超穴場!

c0220170_8505255.jpg

c0220170_8505296.jpg

c0220170_8505223.jpg

c0220170_8505292.jpg

次回公演のため、新平と高崎経由で、JR吾妻線・川原湯温泉まで出かけた。駅周辺は、鎌倉時代から実に八百年も続く温泉地。また、数十年前に計画された「八ッ場ダム」に振り回されてきた土地である。

渓谷は国の名勝に指定されているのに、その美しい景色の中にダム建設のための巨大な人工物がいつのまにか割り込んでいる。川沿いの遊歩道を歩き、展望台から見下ろす景色は、不気味な人工物の存在が異様。邪魔だ!バカヤロー!どけ!!と叫びたかった。森の木々が泣いているように感じた。
「どうせ水に沈むのだから」と打ち捨てられたような土地である。
私達は朝出かけ昼に到着したが、食事が出来るお店は一件もなくなっていた。(高崎で駅弁を買うべきだった)かつては浴衣姿の湯治客などで賑わっていたのであろうメインストリートも、人影はなく静まり返っていた。
(後で知ったが、予約すれば数件残る旅館で、昼食と日帰り入浴のセットプランもあったみたい)

それでも、温泉はこんこんと湧き出しており、自由に入れる共同浴場もキレイに管理されていた。私達は「笹湯」に入った。寒い日で、裸になる気がしなかったので、服を着たまま足浴した。源泉かけ流しのとてもよい温泉!しばらくしたら足の疲れもスッキリほぐれた。誰もいなくてもったいない!しかも、歴史ある素晴らしい温泉地を、ダム湖に沈めるなんて信じられない。
あ〜!ここに今すぐ、被災してお風呂に入れない人達を連れて来てあげたい!!と思った。

よほど必要ならわかるけど、八ッ場ダムを作る理由を聞けば、首都圏の治水、電力の確保のためとかいうことで、多額な税金を注ぎ込み計画を強行してきた。しかし実際、ダムを作ったところで大した効果もないという研究結果が出ているし、電力などは水をせき止めると、逆に水力発電が弱まるという。更に湖底に溜まるゴミやコンクリート、水質汚濁のメンテナンスに将来多大な労力を課せられる。では何のためにそこまで?といえば、工事を強行することで、お金が動くということだろう。(原発と同じ!!)
首都圏に住み税金を払う私達は、望んでもいないのに、知らずに犠牲者を生み出しているのだ。命より金を選ぶサイクルでいつまでも許されるのか?大自然の力には到底勝てない人間が、屁理屈を知恵と勘違いして豊かな恵を自ら減らしていく愚かさ。今それを、強く問われているのだろう。
歩いて腹がペコペコになり、一件開いていたお土産屋さんで夕方やっと甘いお饅頭と最中にありついた。実に美味しかった。
おばさんは、ダム完成を願う「未完成こけし」を作っているそうだが、私が「こんないい温泉は残した方がいいですよね。」と言ったら、「そりゃそうですよ!私達はダム計画が持ち上がった時、住民全員命懸けで闘ったんだから!それが何十年もかけて皆をここから追い出し住めなくしておいて、今更予算がないとかどうしてくれるんだ?と・・・中途半端な状態に怒っているけど、本当は誰も水に沈めて欲しいなんて思うわけないのよ。」と涙をいっぱい溜めていた。

私はこの地に生きた人達の長い苦労や怨念を感じ、一時的に反発があろうとも即時ダムは中止して、工事の方向をこの温泉と数件残る旅館や遊歩道を生かし、癒しとエコのテーマパークのような場所を作るように変えることが出来ないだろうかと思った。おばさんも同じことを考えているようだった。

ちなみに、このおばさんはジャニーズの嵐が一日孫になるという番組や、「田舎に泊まろう」とかテレビや新聞に何度も出た方らしい。温かくもてなしてくれて「また来てね」と言っていた。
今年、四人以上の予約制でダム説明会に参加すれば、旅館宿泊費が3千円も割引になる事業を群馬県がやってるそうなので、首都圏の方是非訪れて欲しい。
皆にも関係しているのだから一緒に考えようと呼びかけているのだ。
私もGWに仲間とまた行こうと思っている。(Y)
[PR]
by mokelembembe | 2011-04-22 08:50

ぷかぷか

c0220170_927494.jpg

c0220170_927484.jpg

c0220170_927430.jpg

雨上がりの横浜へ出かけた。港にぷかぷか浮かぶピースボートの船内見学会に参加したのだ。
大さん橋は、木製の歩道が新しく整備されていて、気持ちよかった。
九州でお笑い芸人をしていたというスタッフの方に案内して頂いた。密閉された船内からデッキへ出たときの開放感が印象的だった。風は強かったが太平洋は穏やか。

帰り道、思いたって横浜線に乗り、十日市場で降りてバスに乗り換え、パン屋「ぷかぷか」に寄った。
このお店のパンは、こだわりの原料を使い、丁寧に手間隙かけて作っているため、どれをとってもめちゃくちゃ美味い!
外へ売りに行くと、最近は長蛇の列が出来るという。

ちょうど一年前に、養護学校の先生を退職した高崎さんが開店したお店だ。(劇団時代に高崎さん主催の演劇ワークショップを手伝っていた縁で、進行役だった仲間三人で昨年、開店祝の朗読劇をやりに行ったのだ)聞けば高崎さんは長年趣味で天然酵母のパン作りをしていたそうだ。なるほど芸は身を助く!?きねづか!?○○は一日にしてならず!?だ。
さらに障がいを持つ人達と、働く場を作りたいこともあったそうだけど、何より彼らとの付き合いは実に面白いと言う。仕事サボって素敵な絵を描いてばかりいる人とか、従業員の半分くらい?が障がいを持つ人達である。

お店は団地の中にあり、なかなか外から目につき難いけど、店構えもめちゃくちゃ可愛い!
お近くの方は是非行ってみて欲しい。又、横浜方面にお出かけのどなたも立ち寄ってみて欲しい。
噛み締めるほどやさしい甘さがほんのり広がり、後味さわやかな絶品のパン達を、ゆっくり味わってみて欲しいと思う。
なんだか、生きててよかった!と思うはずだから。

ちなみに至近距離にある「ぷかぷか かふえ」のランチメニュー、ローストチキンも皮がパリパリで驚くべき美味さ!だったこともバラしちゃう。(Y)
[PR]
by mokelembembe | 2011-04-20 09:27

高校生版『桃の実』上演会

c0220170_8254515.jpg

c0220170_8254517.jpg

念願の夢が叶った!
4月17日は青空。快適な気温で、風も穏やか、気持ちのよい日曜日に恵まれた。
私達が2006年からこの作品を演じてきて、途中から「若い人にも演じて欲しい」と呼びかけてきた中には、戦争や原爆を考えて欲しいことはもちろん、こういう表現のスタイルもあるということも伝えたかった。
こと演劇に関しては、特に巷で数ある若い人達の演劇が、決まりきったスタイルに偏りがちで「表現の自由」から遠ざかっている気がしていたからだ。若者の発想を狭めているのは、懐が狭い大人の責任である。
「電車で演劇なんて面白い!」と喜んで貰えるようになった頃からずっと、デカい劇場や眩しいスポットライトばかりに憧れず、若い人にもこういう楽しさや難しさに是非チャレンジしてみて欲しいなあと思っていた。

 本当は、一度試演をしないとなかなか難しい上演なのだが、高校生のために電車を借りることが出来たのは、たった一回だった。
ぶっつけ本番なので、どうか困ったハプニングが起こらないで欲しいと願うばかりだった。
本番、客席はちょうど満席、運行のタイミングから何もかも、全ての条件が揃って、素晴らしい上演となった。演劇の神様が助けてくれたのかな?
私はヘルプ要員だったから、ボーっと見ている訳にはいかなかったが、自分が演じてきた芝居を目の前で、しかも劇中の女学生と同世代の子達が演じているのが不思議で、まさに夢のような気分だった。
毎週の茅ヶ崎通いは大変だったけど、電車での上演を見事実現したことで、現代の若い子達の力を見た思いだ。
こういう子達がいるのだから、未来は暗くなんかない!試練は多いだろうが、どんな時代でも純粋な子供達の心に寄り添っていくことで、腐った大人のベクトルも変わるんだと思う。
電車を降りた皆が笑顔だったから、本当に本当に嬉しかった。(Y)
[PR]
by mokelembembe | 2011-04-19 08:25

いよいよ発車!

c0220170_8411827.jpg

半年近くにも渡り稽古してきた茅ヶ崎の高校生達の『桃の実』がいよいよ本番!
たった一回の上演が、無事成功するようまずは地震が起きないで欲しいと祈るのみ。(Y)
[PR]
by mokelembembe | 2011-04-17 08:41

春なのだ。

c0220170_1847835.jpg

c0220170_1847832.jpg

余震は続いているけど、桜は今年も咲いたのだ。
近年まで有名なのを知らなかった駒込・六義園のしだれ桜をフラリと見に行くと、まさにグッドタイミングでジャストな満開!
たった今開きましたと言わんばかりで、下に花が落ちていなかった。なんて素晴らしいのだろう!気持ちが明るくなった。青空で風もなく、絶好の日だったので、写真を撮る人がたくさんいた。
以前、時期早で三分咲きなのに家族を誘ってしまい、寒い中甘酒飲んで帰って来たことがあったため、今年こそは!と翌日両親を連れて行った。すると、なななんと長ー蛇の列。観光バスも乗りつけているくらいで、待ってもいつ入れるかわからない状況。うっそー?昨日はすんなり入れたのに何で・・・誰かが素晴らしかったと呟いたのかな?並ぶのは無理だから、しかたなく諦めた。
後日、自転車で小道具を探しに上野へ。山を登ると、ハラハラ桜吹雪が舞っていた。
歩いても来られる上野の山の桜を、私はあまり見に来たことがない。花見の騒ぎが嫌いだからだ。
20年余り前、仕事帰りに夫と(結婚前)タップダンスを習っていて、稽古場が六義園の目の前だったのに当時はしだれ桜を知らず、わざわざ上野の桜を見に行ったことが一度だけあった。
たくさんの出店と数え切れない人、むせるほどの酒の臭いと、ろくに会話もできない騒しさ・・・やはり嫌だな・・・と飽きれたが、目線を空に向けると、こんもりとした桜の花が、夜祭りの明かりに照らされて、ボンボリのように美しかった。
ああ、成る程この桜に浮かれてしまう気持ちも解らない訳ではないなあ。しかし皆あまり桜を見てないみたいだけど?とか思いながら、二人で高い缶ビールを一本ずつ買い、端っこで飲んだきり。

あれから時は過ぎ、今年の上野に狂喜はなかった。ブルーシートを広げる人達も和やかで、道行く人達も何かを想いながら静かに桜を眺めているようだった。
悲しい想いをしている人にも、きっと春は来るよね・・・と皆が考えてる、そんな風な表情にも見えた。(Y)
[PR]
by mokelembembe | 2011-04-11 18:47

時を待つ

c0220170_1022358.jpg

原発が落ち着かないことで、津波の被災地への救援がはかどらないだろう。この期に及んで東電は、福島県に新しい原発を作る計画を推し進めるとか?そんな話を聞いた。理由はと聞けば、もう決めちゃったから。だとか・・・この国は融通がきかないことだらけだ。
取り返しの付かない事態になっているのに、まだ大丈夫!とか明るいふりをする。しかし、直面すべきものに向き合わないから事態は一層深刻化する。
逸らすのは前向きとは言わない。
地震〜津波〜原発爆発の二十日余りの間に、この国の実情を見せつけられた気がする。

バブルが弾けた後、また戻れるかもだなんて、あの時代を懐かしむ風潮が流れていたけど、ありえない。
それどころか、こんな事態になってしまった。

夢見る方向が違うんだ。的外れ。人間として真に賢い生き方、尊い世界作りに皆がベクトルを合わせて行ける日が来るのを待ちわびる。

ちなみに、あの子はご主人がドアを開けてくれるのを待つ下町の猫。(Y)
[PR]
by mokelembembe | 2011-04-05 10:22


カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
memo
モケレンベンベ・プロジェクトの
<H> と <Y>が書いています。


モケレンベンベ・プロジェクトのホームページです
mokele web page
最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧