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モケレンベンベ・プロジェクト
by mokelembembe
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もりもり緑の山のおしゃべり

 あまりにも色々なことがあり、blogを書く余裕もなくあっという間に半年経ってしまった。白一色の世界は今、緑一色に変わっている。
そういえば、ソリゲレンデは基礎を固めただけで冬が終わってしまったな〜。
虹のしっぽでこの間に何があったか振り返りつつ、箇条書きにしてみよう。

 ・2月まだ銀世界の時期に路面凍結で車が一回転!ビエネッタ状の側道雪山にぶつかり初の単独事故を起こす。たくさんの後続車は一斉に停まってくれて不幸中の幸い!
固い雪山は少し削れた程度なのに車は損傷。修理代かかってトホホ。
事故連絡で駆けつけたお巡りさんに「四駆じゃないだけでなく後輪駆動なんて!?そんなスピンしやすい車に乗ってるの北海道では他に誰もいない!8年もよく無事故だったもんだ!?」と唖然とされ、東京から乗って来た車で冬を越えるのは危険と今更納得。

・3/13(水)私達の古巣、黒テントの内沢雅彦氏が釜石公演からから直行到着された晩。日付が変わった途端、息子から連絡で孫が産まれた!なんと私と同じ誕生日。予定日は4月だったから予想もしなかった。母子共に元気とのことで、何より安心。
誕生日は毎年なぜか不運に見舞われていたが、念願のお婆ちゃんになれるとはお釣りが全部返ってきたようだ。

・誕生日は内沢氏に『クマのままでいたいと思ったクマ』を御観劇いただく。
内沢氏も1人の芝居『もう1人の私へ』場当たり稽古をして頂き、一緒に照井翠さん著『釜石の風』を読んだり、表現の交換という有意義な1日を過ごした。

・3/15(金)昼、夜2回公演。カフェで昼ほっぺたやき、夜セルフカレーを御提供。
内沢氏は最近「黒テントカフェ」を時々開店しておられ、演者なのにお手伝いして下さり助かった。
平日しかも雪の降る中、虹のしっぽまでお越しくださった方々にも感謝で一杯。

・3/16(土)内沢氏とレンタカーで豊頃町へ同行。数十年ぶりに珍道中を共にする。
内沢氏と釜石の同級生であり、チラシ絵デザイン担当の美術家、白濱雅也さんと、パートナーで東京ご出身の真紀さんと出会う。

・3/17(日)豊頃町の素敵なB&B丘/the cafeにて『もう1人の私へ』公演。
内沢氏の同級生で酪農家になられた方や、帯広演研の片寄さんと坪井さん、Hの同級生大沼君も駆けつけてくださる。
ラストシーンは内沢氏と白濱氏の共演、窓の外には雪が。
津波の後の白い泥を慎んで感じる時間となった。
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・3月一旦、トンボ帰りで初孫に会いに行く。壊れそうなほど小さくて可愛い!

・4/13(土)14(日)『クマのままでいたいと思ったクマ』を、以前も演劇に使わせて頂いたことのある荒川区の町屋文化センター2階ふれあい広場にて公演。
9年ぶりの東京公演。日本語訳と英語版の連日公演は初のチャレンジ。
久々に会う懐かしい方々、昔の仲間、同級生、親戚、黒テントの先輩や後輩諸氏、通りがかりの方々まで約130名に御観劇頂けてビックリ感激!
北海道で作った二人芝居が喜ばれ、移住の苦労の甲斐はあったのかも?と思えた。
大きなポスターまで作って故郷公演を歓迎してくださった、町屋文化センターの佐山さんと梅田さんには感謝で一杯!東京の人情は記憶よりもずっとあたたかかった。

・4/15(月)初孫のお宮参りで水天宮へ。高校時代は毎日通っていた場所だが、風景も変わって不思議な気分。
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・5/12(日)木村マサトさんソロライブ。お友達の大工らくだ工房の千葉英希さんと一緒に私達は、砂澤ビッキさんの伝説の短編集『青い砂丘にて』から巻貝のシュールなお話を語り、マサトさんに即興で音を入れていただいた。実験的なセッションでどうかな〜?と思ったが、感性豊かなお客様方は面白かった!と感じてくださった様子。
最後は皆も歌って楽しい開放ライブだった。

・5/22(水)〜6/2(日)貝原浩『風しもの村 チェルノブイリ・スケッチ』展開催。何年も前にスタッフの田上さんから虹のしっぽで是非と言われたのに、設備がなくお断りするしかなかった。展示可能になったと連絡したら丁度、岩見沢でも展示が決まったところで、今回北海道二ヶ所での開催が出来た。
5/26(日)には、ベラルーシ出身のツァゲールニック タッチャナさんのお話会を開いた。お母様も来日中で、現状を伝えていただけた。独裁政権の現状を変えるのは難しい。語る場があるだけでも救いという言葉が重かった。

・6/15(土)〜30(日)結城幸司『熊uzu uzu』展開催。
虹のしっぽ移住後、色々お世話になっている結城さんの還暦祝いと感謝を込め初の虹のしっぽでの個展。お越しの方との対話が日々楽しく、最終日のワークショップも満員で成功裡に終わった。私達も記念に作品を購入しカフェ空間に飾った。
結城さんに励まして頂きながら活動してきた9年間の巡りを改めて想いかえす。
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・7/7(日)三年目となる空と大地のヨガさん主催『クルミの樹皮採取から体験するカゴ編み講座』を開催。昨年からはクルミの芯の材も有効利用しようと、草刈万里子さんのグリーンウッドワークも同時開催。天気は雨が降りそうで降らずにラッキー。
虹のしっぽは場とランチ、おやつの御提供の任務も無事終了でき安堵。

・7/9(火)〜22(月)「リスの忘れた木の実」神森ゆかりと白フクロウMakiコラボ展開催。十勝から来て下さったおふたり。道内で撮影された写真と絵のコラボは、似て非なりの面白さ。合計60点もの作品で賑やかなカフェ空間となり、皆様の会話も弾んだ。

この先も展覧会の問い合わせが相次ぎ、嬉しい限り。
何が嬉しいって?虹のしっぽで初のチャレンジをする人ばかり、ということ。
色んな人が勇気を出してチャレンジする場になっていること。場を開いてやっぱり良かったのだと確信できた年。
お呼びがかかったから、出前公演へも行こう!私達にはやっぱり旅も必要なのだ。
もっと人に出会うためにこの島へ来たのだから。北の島の面白い話を拾い集めて、孫に聴かせてあげたいものだ。(Y)

by mokelembembe | 2024-08-05 23:54
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