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モケレンベンベ・プロジェクト
by mokelembembe
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カサカサ囁く落ち葉たちのおしゃべり

 10月に開催した写真展『四つの風~砂澤ビッキの創作世界』には、たくさんの方がお越しになり、また毎週日曜の四つのイベントも毎回盛況で、blogを書く暇も無かった。


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 井上御夫妻から、ビッキさん作未発表童話の演劇化を相談されたのが昨年末。同時に写真展が出来ないかとの依頼に即答できなかったのは、虹のしっぽ屋内の壁は設備を整えるのに困難な素材だからだった。
しかしHの奮闘で大きな作品もかけられるようになり、井上御夫妻と開催に向け動き出したのが初夏の頃。虹のしっぽならではの写真展にしよう!ということになり、思い切って野外にも展示。優しい表情の巨大なビッキさんが、まず入口でドーンと出迎えてくださるという、ダイナミックな写真展が実現出来た。
カサカサ囁く落ち葉たちのおしゃべり_c0220170_21302672.jpg
 10/22に公演した私達の演劇『冬の動物園 ライオンと野ネズミ ガリ』は、Hが他の詩なども構成したこともあり、ビッキさんの文章の解釈と、独特の文体との格闘。産みの苦しみは大きかった。更にHの母の施設お試し泊チャレンジなど重なり、稽古時間が足りず不安なままの初演となった。
しかしながら観てくださった方々は喜んで下さり、私達が本物のライオンと野ネズミに見えたなんて御感想までいただき、皆様の想像力に驚いた。
カサカサ囁く落ち葉たちのおしゃべり_c0220170_21184430.jpg
写真展の最終日、Hの母が胸の痛みで弟に付き添われ入院した。
その二日前一緒に夕飯を食べた時「独り暮らしは限界、施設も気に入らなかったのだから、虹のしっぽへ来るしかないでしょ?」と言ったら、「そうだね。じゃあまず一泊させてもらおうかな」とやっと言ってくれて、すぐ畳屋さんに表替えを依頼し新しいストーブも用意した。以前和室を気に入っていたから、快適に過ごして欲しいと思った。
7年間続けた毎週のカフェをイベント時のみの開店にすれば、もう少し厚くサポートも出来るのではと考えていた。
しかし母は、たった二週間の入院でこの世を去ってしまった。
最期は見事な大往生だった。
納棺師さんに「色々な人を見送ったが、90歳で独り暮らしの女性、こんなシャンとした方を見たことがない」と言われ、強い人だったと知った。
母が居なかったら私達は北海道へ移住しなかったろう。
父が亡くなった時は泣いていたのに、独り暮らしに慣れたから同居はしないと言われた。それならと私達は活動拠点を探して虹のしっぽに辿り着いた。
無理となったら同居する約束だったが、最期まで独り暮らしを貫いた母。
体が不自由になり無理を重ねていたが、母の頑張りのお陰で私達は活動出来た。
だから、虹のしっぽでの経験は母からのプレゼントだったと感じている。
2015年の11/15に東京でお別れ会を開き移住し、2023年の11/15に母のお葬式となった節目。葬儀に駆けつけた息子とも、久々に話し合ったり芝居の稽古を観て貰えた。
悲しいこと、嬉しいこと、、人生は波のようだ。
 11/18(土)今年度カフェ最終日閉店後に恒例の打ち上げギョーザ会。いつも来て下さる方々が集まり、この日初来店の若者が好きになった女性に会いたくて東京からバイクでやってきたミュージシャンだったから、飛び入りで歌ってもらった。
フレッシュでパワフルで心のこもった歌声にグッときた。また生きていけそうな気がする。お母さん、私もお陰様で北海道暮らしに慣れてきましたよ。
皆様ありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いします。(Y)

by mokelembembe | 2023-11-21 22:32
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