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hotcafe ほっぺた館


モケレンベンベ・プロジェクト
by mokelembembe
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ニョキニョキワハハ曼珠沙華のおしゃべり

 虹のしっぽの入口に、曼珠沙華がニョキッと一本咲いた。なぜ突然!?と驚くうちニョキニョキ並んで何本も咲いたから、誰かに種をいただいて昨年植えたのだろう。二人とも全く覚えてないのだが。わはは。
目標にしていたカフェ7周年に到達、他の仕事との兼ね合いで毎週開店するのは来年もう無理かな。でも形を変えてもう少し続けてみようや、と決断したところに曼珠沙華(彼岸花)が咲いたから、花言葉を検索してみた。「諦め」と「情熱」だと?ピッタリすぎるぜベイべー!
ニョキニョキワハハ曼珠沙華のおしゃべり_c0220170_21284333.jpg
 ある晩ご飯を食べようとしたら、ピンポ~ンとドアホンが鳴って「東京のミュージシャン達を泊めて頂けませんか?」と突然依頼が入ったのは数ヶ月前のこと。
音楽フェス主催の方がタクシー運転手をされていて、虹のしっぽに以前お客様を乗せて来たことを思い出したとか。札幌の宿はどこも混んでいて、困っていたそうだ。
 札幌芸術の森野外ステージで3日間に渡って行われる「LUNA MAGIC」という音楽フェスを今回初めて知った。
やって来たのはChina Cats Trip Band、石井明夫BAND OF BAKSIS、HARRICANE SALLY &REWARRDの面々。和気あいあいで面白い方々、超穴場の宿である虹のしっぽご滞在を楽しんでくださった。
私達は日曜の石井明夫バンドの時間にしか伺えなかったが、素晴らしいステージだった。裏側の姿も見ていたから、皆さんの本番の集中力に感動!初のメンバー編成だったそうだが、各々が経験を積んでおられるからであろう即興でも息の合った演奏だった。
明夫さんの歌がカッコイい上に優しさの溢れた詩で、辛かったことも洗い流されるような気持ちになった。北海道出身の杉野森KAZさんが歌った一曲も森に声が響き渡り素敵だった。
明夫さんに普段はどこで歌っているの?と質問したら、主に高円寺だそう。高円寺といえば、私達がMOKELE MBEMBE PROJECTを開始した時に住んでいた街ではないか!
東京で出会えなかった人達と、北海道で出会っている縁は面白い。かつてどこかですれ違っていたのかも。
ニョキニョキワハハ曼珠沙華のおしゃべり_c0220170_21303200.jpeg
 ミュージシャンのお見送り後、休む間もなく砂澤ビッキさん作の童話『冬の動物園 ライオンと野ネズミガリ』の試演会を行った。
まだ台本を持っての試演だったが、砂澤凉子さんと井上夫妻に構成と演出の方向性は観て頂けた。
未発表の童話を演劇にしてみて欲しいと、井上夫妻から依頼があったのは、昨年の南区芸術祭で結城幸司さん作『スプーン泥棒』公演を御観劇頂いた後。一年経って実現に向かい、合わせて写真展や各種イベントも開催しよう!という、チャレンジ道場となるのは光栄なこと。
 前日に石井明夫バンドを聴きに行ったお陰で、野外ステージから徒歩数分の位置にあるビッキさんの彫刻『四つの風』も見学することが出来た。仕組まれたようにちょうど良く連動している。
ニョキニョキワハハ曼珠沙華のおしゃべり_c0220170_21310368.jpeg
 芸術の森は近いけど、8年の間ゆっくり奥の方まで見学するような余裕が無かった。時間というより心の余裕が無かったのかもしれない。
今回じっくりビッキさんの文章を読み、造形作品も見返したりしているうち、色々な気づきがある。テレビの録画をお借りして初めて動くビッキさんを拝見したくらいなのに、懐かしい色々なものごとを思い出すような、不思議な感覚がする。普遍的なものは時空を超えるのだろう。
虹のしっぽに大きなビッキさんが立ち現れる写真展は、もうすぐ開催。ワクワクドキドキする。(Y)

by mokelembembe | 2023-10-01 23:38
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