しゃらしゃら絨毯落ち葉のおしゃべり

　降った雪は一旦溶けた。色鮮やかな紅葉は強い風の日にすっかり落ちて、地面に絨毯を敷いたようになっている。色が抜けると美しくはなくなるし、肥料にもなるから集めておきたいが、また再びの雪が降る予報。　先週、13日の金曜日にuhbテレビ『発見！タカトシランド』藤野・簾舞エリアの中でhot cafe ほっぺた館も紹介していただいた。放送日に近所のお客様方が、明日は満席になっちゃうだろうから今日来ておいた！と言っておられ、イベント時以外に満席になったことなど無いのんびりカフェなので、ドキドキした。

移住してから五年間、虹のしっぽで格闘の日々ほとんどテレビ観る余裕なく、タカトシランドも今回取材依頼を受け初めて知った。北海道では高視聴率番組だそうで、本当に面白い番組！一件ずつ丁寧に紹介してくれる愛を感じるし、広い北海道では皆様こういう番組で穴場情報得る訳ね！と納得。

　翌日、放送で看板メニューのほっぺたやきを紹介してくださったから、入れ替わり立ち替わり大半がテイクアウトで求めにお越しくださり、程よく対応出来た。

わざわざ遠くからみえた方、近くてもこの店を知らなかったという方、歯ごたえのあるおやきがお好みの方、新しいお客様に出会えて嬉しかった。いつも来てくださる方々も、実物よりキレイに映ってたねー！と喜んでくださった。

　　嬉しかったのは、ほっぺたやきが真面目に炭火で作っているというのを見てもらえたばかりでなく、虹のしっぽで楽しい場を作ろうとしていることを理解して編集をしてくださったご好意。タカさんがスタジオを立派だと言ってくださったこと。（五年前はボロボロだった）加藤諒くんが素敵なダンスを披露してくださったこと。私達も北海道のお店として認めていただけたんだなぁと感じた。

　故郷の実家からおさがりのチョークを庭に置いているのも映してくれたから、どなたかが本物の鹿が喜びそうな素敵な落書きをしてくださった。

　笑ったのは、劇団とか仲良し夫婦とか俳優さんと呼ばれたこと。俳優=演じる人なので間違ってないが、世間の人はテレビや映画に出る人=俳優と思っているだろうから誤解を避け、自ら俳優と名乗ったことが無い。なので今回、私達俳優だったのね！と妙に新鮮な感じがした。（笑）劇団てのも、劇団やめてから劇団を組まないでやってみようというプロジェクトで今年活動30周年なんだけど、演劇やる人達=たとえ一時的な集まりでも劇団、てことになるのか？とまた納得したり。（笑）日々ぶつかり合ってるから、仲良し夫婦とも呼べるのかどうかだが、本音で向き合えるのは究極の仲良しなのかもしれない！？（泣笑）

、　あと二週間で、ほっぺた館は冬季休業期間に入る。放送がその直前だったから、えー？そんなあ！と言われちゃうけど巡り合わせで仕方ない。テレビで興味持ってくれた人も、果たして来春まで覚えてくださっているかしら？長い冬の間にも、忘れずにいてくださる方と春に出会えるのかな？そう思うとワクワクする。

お若い番組スタッフさんも真摯な方ばかりで感謝感激でした。

　発見してくださって、ありがとうタカトシランド！（Ｙ）