モケレンベンベ・プロジェクト
by mokelembembe
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ああ 春が来たのだ
庭にまだ雪が積もっていても
地面が現わになった所には
いつの間にか出てきた
おびただしい数の蕗のとう
色とりどりのクロッカス
日に日にその合唱は大きくなって
窓を閉めても声が聴こえてくるようだ
ああ これが春なのだ
夕暮れ時が遅くなり日が長くなったとか
桜が街の景色を変えてくれてやっと
春に気づくことしか知らなかったが
桜は咲いていなくても
山あいには圧倒的な春がやって来るのだ
ああ これが本物の春なのだ
北国はいつまでも寒くてお可哀相にと
かつて私も思っていたが
雪山の中にはぐんぐん緑が湧いてきて
花の蕾も着々と膨らむ生命の勢い
春 春 春
ああ これぞ春なのだ
かつて故郷東京も
春はもっと豊かであったろう
コンクリートに閉じ込められた世界の中に
たくさんの春があったろう (Y)
by mokelembembe
| 2016-04-11 16:44
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