8/23、ルームメイトと3人で港を出発。スリが多いというから必要と思う分だけ換金。お金はユーロである。しばらく駅の改札を探したが見つからず(駅の裏側に居たと帰りに判明)仕方なくタクシーに乗ってアクロポリスへ。
道路沿いには「sex shop」が建ち並ぶ。お土産品もエロいのが多い。なんだかギリシャはエロいなあ・・・
なあんて、呑気なことを言っている場合ではなく、デモに遭遇!
道端のいたる所には、犬がヘタリこんで寝ている。お腹が空いて力が出ないのだろう。
世界中の人々が訪れるパルテノン神殿。長い年月、修復を繰り返して保存しているだけに、地面の石はツルツル。実際、ここで滑って転んで骨折してしまった船の仲間がいる。
収入を観光に頼る場所ほど地元民の経済は深刻なのか。そんな中でも、エロトランプなど作って売っている人々のパワーに圧倒される。
ちなみに、タクシーの運転手さんからおススメされた新しい博物館は、入口のスケルトンから足下に遺跡を見下ろす設計になっている建物のデザインを含め、本当に素敵だった。・・・しかし、電車にまで落書きされている状況は、一目で荒れているのが判るし、港への帰り道でも、明らかに薬物中毒の女の子が道端で朦朧としていたし、やっぱり私の胸に強く残ったのは、遺跡よりそこに生きるもの達のことだった。(Y)