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モケレンベンベ・プロジェクト
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ハポネタイ・演劇ワークショップ!

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地球一周報告は一旦お休み。先日開催した、品川でのハポネタイ演劇ワークショップをご報告。
ハポネタイとはアイヌ語で「母なる森」の意味だそうで、毎年秋にアートフェスを開催している。今年6月の『流光の風をたどれ』公演に出演してくれた恵原詩乃さんとお母さんが、清水町の山のふもとに得た森なのだが、最寄り駅は御影(帯広の近く)。とはいえ徒歩圏内ではない。なのに、毎年数百人もが訪れる。それだけ魅力がある森なのだろう。

森の木々に、作品を展示したり、野外ステージでライブをしたり。現代を生きるアイヌ民族を紹介する個人史館プランや、チセ(茅葺きの家)作りも着々と進めているとのこと。
その中には、アイヌ民族としての誇りを後世に伝えたいという想いもあるそうだ。傍で聞いていてもワクワクする森の物語。来年はハポネタイで影絵を上演しよう!ということになった。
モケレの劇中で影絵を挿入したのだが、好評だったので新作をつくろうと話していたからだ。今度は本物の森でやれたらステキかも!?(6月の公演はグリーンの布で作った森の舞台だったから)との構想が、実現に向けて動き出したのだ。

まずはみんなで体を動かし、声を出してみよう!の段階から、私達が長年親しんでいる演劇ワークショップの方法でやってみた。慣れ親しんだ歌やゲームでも、アイヌ語でやってみたら実に新鮮!しかも、アイヌ語に詳しい参加者が「地域によっても言葉は違うから、この表現でいいのかな〜?」などと悩み出しゲームが進まなかったりで大爆笑!!

「6月の公演で、最後みんなの輪踊りになったあの緩さが楽しくて、今日も参加した。」と言ってくれた参加者がいたけど、私達の目指す場づくりはそこにある。何でも完成度やスピードを目指して、人の気持ちをないがしろにする表現など、やっても意味がないと常々考えている。かといって緩いことが、ダラダラ不快な気持ちになることだってある。そういう意味で、ハポネタイを軸にして集まったメンバーは、緩さと集中力の両方を合わせ持った心地の好い人達だった。劇も即興で、実に楽しいものが出来た。

ハポネタイへは私もまだ行ったことがない。来年は是非、チセ作りのお手伝いもしてみたい。
ハポネタイの想いに共感できる人、一緒に行ってみませんか?
ちなみにハポネタイのオリジナルグッズもあり、エコバッグは超オススメ!生地がしっかりしていて、地球一周の旅で私もお世話になった。あの丈夫さで1500円は安いですよ~!(Y)
by mokelembembe | 2011-12-09 10:36
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